山岳写真家の私がYouTubeデビューしたお話

写真
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写真家としての活動がメインで動画は専門外なのですが、2019年4月からYouTubeに動画の投稿をはじめました。

その理由は新しいこと始めないと死んでしまう病の発症。

いつかは始めようと思っていたのですが写真撮影の仕事が忙しすぎて勉強の時間が取れませんでした。そんな中、奇跡的に休暇を取ることができたので始めた流れです。

もちろん私にもYouTubeにどのようなものを求めているのかをお話します。

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身になる新しいことへの挑戦

新しいことへの挑戦

動画配信で生計を立てるYouTuberになる気はありません…今のところは。

興味があるのは動画コンテンツを配信する彼らが多くのマーケットを動かしているのは事実であり、色々な企業が個人にお仕事を依頼する1つの形である点。

理屈ではわかることですが経験上その本質は自分で試してみないとわからないことが多いです。

自分の持っている知識や技術をYouTubeに放り投げたらどのようなインパクトが起きるのかという単純な好奇心と、それをマーケティングやディレクションにどう使えるかという検証をしたいと思っています。

ブログとどう違うのかということも興味があります。

やってみないとわからない、だからやるという単純理屈です。

ディレクションする立場としての勉強

ディレクションの勉強

クリエイティブ系でマネジメントする上で一番やってはいけないことは「相手のことを理解しない」ことだと思っています。

私自身もフォトグラファーやデザイナーとして自分で手を動かすことも多いのですが、その中で仕事する上で困るのが実務経験がない人の憶測に基づく指示。

作業工数的に無理なこともあれば、素っ頓狂な予算感であったりします。

そういう人がディレクションをすると現場は荒れに荒れます。

そうならないために大事なことは開発陣の人との共通言語を持っておくこと。例えばWEBデザイナーを指示するのであればそれなりのHTMLやCSSが書ける、フォトディレクションするなら写真を始めてライティングの基礎くらいは覚える。

これからディレクションやマネジメントする人たちが何に苦しみ、何に喜びを感じるのかを肌感覚で知っておかなえればなりません。

お仕事柄、これから動画配信のコンテンツやYouTuberの人と仕事することも想定できるので、そのとき失礼な物言いをしないための事前準備。

実際に作業する人の立場を理解する、そのための勉強です。

わからないことをすることの重要性

わからないことを勉強する

写真や研究、マーケティングにディレクションといった経験が長いので良くも悪くも要領が分かっています。

その道を極めるために集中するのも選択としては大いにありなのですが、どんどん視野が狭くなるという欠点があります(個人の意見です)。

良くも悪くも築き上げたポジションには人は甘えたくなってしまうので無自覚に排他的にもなり傲慢にもなります。

そうならないために必ず「右も左もわからない」ことをやるようにしています。初心忘るべからずというやつです。

昨年度はセミナーを始めたり、山岳写真の教科書を作ったり、CP+に登壇したりして人に何かを伝えるということをやってきました。

今回のYouTubeはそこで得たノウハウを使って動画をつくるという自分の中では新しい試み。

少し要領が分かるようになるとそれだけに固執して新しいことをしなくなる悪循環からの脱却です。

撮影技術の向上

写真撮影の勉強のため

少し前まではスチールと動画は相反する世界観でしたが最近は融合し、静止画も動画もというのが一般化しつつあります。

私達の業界でも写真撮影と動画をセットにされることもあり、写真家にフルスタックを求める傾向であることは否めません。

私も簡単な動画や微速度撮影も撮りますが、動画を撮るためにフィールドに出るということはありませんでした。今のところ特に必要性も感じていません。

ただ市場が求めるニーズは満たしておきたいということと、4K動画の切り出しによる写真には興味があるので時間が許す限りは山で動画も撮ってみようと思っています。

動画からの静止画切り出しはフリー素材で使われることも多く、より簡単に業務で使える写真が撮れるようになれば仕事の質を高めることができます。

そういった可能性と新しい発想を得るためのアプローチです。

動画編集の勉強

動画編集の勉強

最近セミナーをやることが多いため、より人にわかりやすく伝えるためには静止画よりも動画の方が確実ということを身にしみています。

口頭やスライドで説明するよりも動画の方が分かりやすいということもあり、そのための練習の場が必要でした。

何かを勉強するのは下手でも良いので成果物をどんどん出していく方が早いと思っているため、ある程度の反応を得られるYouTubeが最適かなと思いました。

写真もそうですが、日頃から当たり前のように作業するようにならないとノウハウはすぐに忘れてしまうので奇跡に取れた休暇を利用していつでも作業できるように編集環境とYouTube用にテンプレートを作りました。

今はまだ編集方法や音声の入れ方など手探り状態ですがこれから効率化を目指して行きます。

最低限の知識で現場に入る、私の経験上最短での成長方法です。

これから動画コンテンツを増やしていきます

私がYouTubeを始める理由は業界理解と新しいことを知りたい好奇心。本業に近い位置にあるということも手を出しやすい理由の1つです。

まずは簡単に動画が撮れるDJI Osmo Pocketも手に入れたし、動画ライティング用のLEDも購入しました。

超小型カメラDJI Osmo Pocketレビュー。3軸スタビライザーを駆使して山を駆け回って4K動画を撮影してきた | 登山と写真で仕事をしている人。
最近は風景の動画を撮るためにミラーレス一眼やスマホをジンバルに乗せて歩いている人をよく見るようになりました。スマホの手ぶれ補正では満足できない人が増えてきたのだと思います。 ジンバルを使う主な理由は歩行による振動、振り向きによる急なアングルの変更を避けたいというものが多いと思います。私もそれを避けるためにiPhoneの

あとはマイクであったり色々必要なものは多いのですが、新しいことを始めることはどんな分野であっても楽しいことです。

人まずは商品レビューはブログに書いた撮影技術を動画で紹介する形で経験値を稼ぎ、レベルアップしたらライブシューティングなんかができたら面白いですね。

仕事柄、現在は顔出しNGなのでオフラインでしか皆さんにお会いできませんが、そろそろ仮面をつけてもいい頃合いなのかもしれません。

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山写
海外の組織に所属。登山経験が豊富ということからエクストリームネイチャー部門に配属。モンブランやマッターホルンなどのヨーロッパアルプス、エベレスト・マカルーなどヒマラヤの山々や北極などの極地の撮影に従事。2017年はカンチェンジュンガ中央峰の撮影に参加。 そんなフォトグラファーの日常を発信します
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