2回目の山岳写真セミナーを開催して感じたこれからのこと

山岳写真セミナー 写真
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アウトドアメーカーfinetrackの直営店 finetrack Tokyo Baseで第二回の山岳写真講習会を行ってきました。平日にもかかわらずご来場いただいた皆様ありがとうございます。

finetrackという登山業界の中でもダントツで変態なメーカーと一緒に2回の講習会をしてみて見えてきたこと、やるべきこと、課題などが見えてきました。

山でナイスネイチャーな写真活動をたくさんの人に提供するためにどうすればいいのかな、というお話です。

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2回目開催の経緯

前回の講習会で150人のキャンセル待ちを出してしまった。多くの人が山岳写真の知識や撮影技術を知りたいということが数字でわかり個人的にはすごく嬉しい結果です。

しかし現実として私は写真を撮ることが仕事なのでそうそうセミナー等に時間を割くことができないため撮れ高の微妙な梅雨時期ならばということでなんとか時間を作りました。

2回の開催で35名の方をフォローすることができたのですが、今回のキャンセル待ちも120人超えという結果となり、どーしよう…とちょっと困惑しております。

これは別に私だから出た数字じゃなく、単に山岳写真に対する需要に対して供給が追いついていないだけです。もうちょっとしっかりフォローしてあげて欲しい山岳業界と写真業界。

もう1人じゃカバーしきれないので方向性を考えなければと思います。

プロの方なら講習料取ってしっかりと技術を教えるセミナーも難しくないと思うのでYOUじゃんじゃんやっちゃいなYO!

講習会の経費はnoteで調達

極力参加者に負担をかけたくないのが基本なので、色々と画策しました。

その1つとして講習会で使用しているスライドをメインとした内容を有料note化し、その収益をセミナー開催の費用に当てました。同時に東京に来ることができない地方の方のフォローする思惑もあります。

安全に関わることなので無料セミナーにするべく実験的にやってみた結果、多くのご助力もあり1回分の費用は捻出することに成功しました。

クリティカルに命に関わることは誤解を与えるわけにはいかないので、山岳ガイドさんと一緒に口頭説明が必要です。また写真業界のダーティーな部分やSNS関連、写真の価値の話は少し毒が強いので、その話題はnoteではなくオフラインでお話することにしています。

とはいえセミナー内容の7割くらいはnoteで補完できるようになっていますのでご興味のある方はどうぞー。

山岳写真を安全に撮るための登山の知識と撮影技術|yamasha|note
こんにちは。山写です。 山岳写真を専門とするネイチャーフォトグラファーをやってる登山と写真で仕事をしてる人。の中の人です。 このnoteに興味を持っていらっしゃる方は山で写真撮影をする人。そのための技術や知識を得たい人かと思います。 ですがその前に知ってもらいたいことがあります。それは山岳写真は登山よりも危険で

差し入れを頂いた

仙台名物のお土産

東北からいらっしゃった方から仙台のご当地のお土産をいただきました。なんかとても申し訳ない…。他の方からもイチゴ味のジョアを頂いたりとありがたい限りです。

遠い未来山写のセミナー受けたことあるんだぜと自慢できるように私も精進しなくてはいけませんね。

やっぱりセミナー時間が全然足りない

前回と今回ともに2時間で講習会を組んでいるのですが、必要最低限の知識と技術を話すだけで3時間、個別の質問にお応えするだけで1時間になってしまう問題。

正直これでも全然時間が足りない…。

山岳写真に必要な登山の知識に絞ってお話すれば2時間ぴったりで終わるのですが、山岳写真の撮り方を知りたい人がほとんどだと思いますので、ご要望にお応えしようとするとどうしても時間が足りません(‘A`)

わりとガチめの質問が多い

山岳写真に興味があるということで集まる層は山岳写真に踏み込んだ人、これから山岳写真を始めようとしている人の2つ。

その中でもすでに実践している人からは山岳写真あるあるな質問がたくさん飛んできました。

  • 携行するカメラとレンズの組み合わせ
  • 複数台携行する際のメインとサブの役割分担
  • 厳冬期の結露対策
  • 雨の日の撮影方法
  • レタッチアプローチ
  • ミラーレスと一眼レフの経験上での耐久性の違い

誰もが通る道であり、対策できること、諦めること、私自身答えに至っていないことがあり、刺激になるディスカッションでした。

ホントは山岳写真撮影技術にスポットを当てたい、けどそれは現状できない

山岳写真の撮影技術

たくさんお話したいのはどちらかというと撮影技術の話。

私自身はアウトドアメーカーにもメディアにも変態という納得いかない評価をされていますが、引き出しは登山やクライミングよりも写真撮影の方が圧倒的に多いのです。

しかし前提条件として必要な山に機材を背負って登る知識があまりにも浸透していないので、初回セミナーではどうしても7割くらいは登山のお話になってしまいます。

実践的な撮影技術をまとめて誰もがナイスネイチャーできるようにしたいのですが、それは別のコンテンツでやらないといけないと思っています。しかし登山の技術がないのにそのセミナー受講すると遭難するリスクが高いので判断を受講者委ねなければいけません。

安全に登山岳写真を撮るための技術のセミナー受けた人だけ次のステップに進めるような仕組みだと安心なのですが、そのセミナーですら150人のキャンセル待ちなので、次のステップのコンテンツを今作るのはちょっとなー…という感じでどうすればいいのか今の所わかりません。

業界全体が機材を背負って山に登るコンテンツを作って多くの人が当たり前の知識として浸透したら、本格的な山岳写真の撮影技術に踏み込むのがキレイな道筋かなと思います。

そのあたりプロの山岳写真家さんやガイドさんとかカメラメーカーがやってくれるとすごく嬉しいぞ。

よって次回やるとしたら今までと同じく山岳写真初心者向けの知識と技術のご提供になりそうです。

初心者向けの内容ですがマウンテンガイド協会の協会長の平川さんと私とで真面目にディスカッションしてまとめた山岳写真に必要な考え方や知識・リスクマネジメントなので、登山一辺倒だった人も、これから登山を始める人にも得るに値する情報だとは思います。

次回開催は未定

そろそろ登山シーズンに入ることもありネイチャーフォトグラファーとしては稼ぎ時のシーズンなので本気で開催は考えていません。(これはホント)

新しいネイチャーフォトグラファーさんも講習会やセミナーをやってくれるのではないかと淡い期待を抱いてるので、もしそうなったらたくさんの人がナイスネイチャーの世界に飛び込める!

後任が見つからなかったら…秋と冬の間なら少し時間が取れるかもしれない。という感じです。

ボスケテ。

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