山岳写真のセミナーをやってみた感想と今後の展開

山岳写真セミナー 写真
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4月19日にfinetrack TOKYO BASEで山岳写真のセミナーを行いました。定員20名(ホントは15人だったんですけど)に対して150名の応募、130人がキャンセル待ち。

あまりのインパクトの大きさに手に持つイチゴ味のジョアが震えて止まりませんでした。

多くの人の参加ご希望にお応えできずに申し訳ない気持ちと、山岳写真に興味を持ってくれている人が多いことが嬉しい気持ちの混ざり合い。

まさに乳製品にイチゴを組み合わせたイチゴ味のジョアのような気持ちです。

継続化のお声をたくさん頂いているので、今現在の私の考えを知っていただければと思います。

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16ページの資料をフルカラーで製作した理由

フルカラー冊子を作った理由

山岳写真における登山技術は世間一般では得られない知識であることと、私が使用する山岳写真の技術もセオリーから外れているものが多いため限られた時間での口頭とスライド説明では解説しきれないのです(‘A`)

来てくださる受講者の方は交通費もかかるので、何も学べないという結果になると申し訳ないという考えから持ち帰れる資料を作りました。

それと一番伝えたかったことが山岳写真は危険すぎるという点なので、撮影技術に関しては「帰ってからレジュメ見てね」でも構わないと思っていました(セミナーでは一通り解説できました。)

半分は自分の成長のため

16ページフルカラーのB5冊子といのは初めて作ることもあり、デザインの参考書籍を見たりして四苦八苦しました。DTPは本職ではないのですが、生みの苦しみを理解しておくと将来仕事でDTPデザイナーさんと仕事をするときに無意識で失礼なことをいうことがなくなります。

今回は撮影、構成、編集、デザインとすべて私が1人で行ったのでそれぞれの専門の方の苦しみの一旦は理解できたのではないかと思っています。

ある程度要領はおさえて、テンプレートができましたのでセミナーを継続することがあれば作業時間は短縮できそうな手応えです。

山岳写真セミナー継続性の必要は感じているのです

山岳ガイドの平川さんもおっしゃっていましたが山岳写真は危険極まりないので山の専門家としては知識・体力が不足しているレベルの登山初心者はできればやってほしくないとを名言されています。

今回のセミナーのキャンセル待ち130人という数値を見る限り、登山にはカメラを持っていきたい、山でいい写真を撮りたいという需要がとんでもない規模であることがわかりました。

しかしそこの需要を汲み取り、撮影技術ではなく登山のリスクをメインしたセミナーを作り、ネイチャーフォトグラファーと山岳ガイドのセットをアサインできるのがfinetrackさんしかないのが現実です。

これはOKPさんが書いてくれたレビューを見ていただければわかると思います。リスクに関してはガチで解説しています。

finetrack TOKYO BASEで開催された山岳写真セミナーに参加してきたのでレポするよ(主に前半) - I AM A DOG
昨日、原宿のfinetrack TOKYO BASEにて開催された山岳写真の講習会に参加してきました。講師はブログ「登山と写真で仕事をしている人。」でお馴染みのネイチャーフォトグラファー山写氏と、finetrack TOKYO BASEの店長であり山岳ガイドの平川陽一郎氏です。 【4/19(木)】山岳写真を撮るための山

事故を減らすためにも登山と写真の組み合わせを体系的に学べるコンテンツというのは必要不可欠だと思っています。

実は大赤字なのですっ!

継続化は必要なことは身にしみて理解しているのですが、現実的な問題が仕事ができなくなること。

フリーランスなので基本的には1日の作業を金額に換算して生活しています(人日というやつです)。

それで今回のセミナーのために物撮りして、冊子デザインして、セミナーで話す内容考えて、スライド80P作って…まあ1週間やそこらで終わる話ではありませんよね…。

登山なら2〜3回はいけてしまいますし、WEB案件も1件はこなせる工数です。収入面は置いておいて本業に支障が出てしまうのが痛いところです。

手元からお金が無くなるというわけではなく見込める収入が犠牲になるということです。

赤字でもセミナーをした理由

単純に私の周りで山岳写真での死亡事故が多すぎるから。

部下も上司も同僚も山岳写真で亡くしていて、その家族がどうなっていったかを身近で見てきたため、知識や技術があれば回避できるものの情報発信をしたかった。それだけです。

山で事故はあってはならない考えをしているため、山で事故を起こさないことを第一に考えたコンテンツでありアウトドアメーカーさん主催である限りはできる範囲で協力させていただいているという立場です。

その上で決めたことが山岳写真を語るコンテンツでむやみに収益化しないということ。そのコンテンツで生計を立てることに少し抵抗があります。それが継続化を難しくしている1番の問題になっちゃってるんですけどね…

なので私に限って言えばビジネスにはすごく向いていないんですよ…(‘A`)

とはいえ山岳写真のリスクの知識、撮影技術が稀有な情報価値があることも知っています。欲しい人がいて、提供できる人がいるなら有料化して回数を増やせればより多くの人が山岳写真を学ぶことができます。

本来はそうするべきなのでしょうね…。よって他の山岳写真家さんにお願いしたい。

私はBtoBが基本でセミナーもプロカメラマン相手しか経験がないので一般の方にわかりやすく説明するスキルも今のところ低いですし…。

ついでに言うと私は外資なので日本の山岳写真のことは日本のカメラマンさんが盛り上げていくのが一番美しい。

それを実現するためにカメラメーカーではなくアウトドアメーカーが主体で、山岳ガイドがリスクを解説して、山岳写真家が技術を教える。清濁すべてを含んだ山岳写真を真正面から考える事例を作るのが今回の私の最大の目的。

種は巻いたのであとは誰かが咲かしてくれればサイコー。

誰かやってくれないかなと震えて待っているのですが、まだその気配はありません。

興味ある人はこちらからお問い合わせください。

セミナーを続けるために必要なこと

有料note

場は温めてあり、パスも出してるつもりではあるんですけど、ゴール決めてくれる人がいなかったら消去法的にやるのは私ですよねー(‘A`)

その場合に考えているのがセミナー資料の有料note化。finetrack TOKYO BASEに来られない方でもネイチャーフォトグラファー視点と山岳ガイド視点の両面からの「山岳写真」の知識を得ることができます。

もちろん口頭説明がないと理解が難しい技術、誤解されやすいものに関しては削除するので、できればオフラインでお話できれば一番です。

そこで収益化できた場合は、そのお金を経費としてセミナーをする。またお金が溜まったらそれを使ってセミナーをする。交通費と宿泊費、印刷代くらいが捻出できればセミナー自体は無料で年2回くらいはできるのかなーと勝手に想像しています。

でも有料で欲しい人いるのかな…こんなマニアックな資料。

前提としては他のカメラマンさんにお願いしたいので、こういうのは最終手段ですね。

できる範囲で頑張ります

山岳写真のことが知りたい、学びたいという人がたくさんいることはしっかりと受け止めていますので、真面目に継続して山岳写真のリスクと技術を発信できるコンテンツは考えています。

が、それを行うのが私である可能性は今のところ低いと思います(本業でスケジュールがみっちり埋まってる)。

カメラメーカーさんがサポートで入ったりメディアさんと色々と協力しあうことができればほとんど解消されそうな問題ではありそうなので、色々な業界が山岳写真に興味を持ってくれているとうれしいなー。

うれしいなー…

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